えんがわ寿司の正体とは?回転寿司とヒラメの違いや噂の真相を徹底解剖
えんがわ寿司の正体とは?回転寿司とヒラメの違いや噂の真相を徹底解剖の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
そもそも「えんがわ」とは、魚の背びれとしりびれを動かすための筋肉(担鰭骨周辺の筋肉)を指す部位名です。ヒレを常に細かく動かすため、身が引き締まり、独特のコリコリとした歯ごたえが生まれます。見た目が家屋の「縁側」に似ていることからその名がつきました。
高級寿司店で出されるヒラメのえんがわと、回転寿司のカレイのえんがわには、味わいと脂の質に明確な違いがあります。
ヒラメのえんがわは、品のある繊細な甘みと爽やかな脂、そして噛むほどに広がる上質な旨味が特徴です。白身魚本来の透明感があり、コリコリとしつつも歯切れのよい上品な食感を持ちます。市場での流通量が極めて少ないため、銀座などの名店では1貫で千円以上の値がつくことも珍しくありません。
対してカレイ類のえんがわは、白濁した見た目で、口に入れた瞬間にとろけ出す濃厚な脂のインパクトが最大の持ち味です。「脂を後から注入している」という噂が囁かれた時期もありましたが、これは根拠のない誤解であり、極冷海域に生息する魚本来の天然の脂質によるものです。