『ウィキッド』あらすじと結末の真相!なぜ悪い魔女に?映画と四季の違い
『ウィキッド』あらすじと結末の真相!なぜ悪い魔女に?映画と四季の違いについて重要なポイントを解説いたします。最新の情報をお届けします。
物語のクライマックス、エルファバは妹ネッサローズをドロシーの乗ってきた空飛ぶ家に押し潰されて失い、さらにフィエロまでもが自分を庇って近衛兵に捕らえられ拷問を受けるという極限の絶望に追い込まれます。
民衆の魔女狩りの憎悪が頂点に達する中、エルファバの城へやってきたグリンダに対し、エルファバは自らの運命を受け入れた決断を告げます。オズの国に平和を取り戻すためには、自分が「巨悪」として討たれ、清廉な「善い魔女グリンダ」が新たな指導者として国を治めるしかないと悟ったのです。名曲『For Good(あなたを忘れない)』を歌い交わし、二人は永遠の別れと感謝を分かち合います。
そして迎える、ドロシーにバケツの水を掛けられてエルファバが溶けて消える有名な場面。しかし、ここに最大の真相が隠されています。エルファバは死んでいませんでした。水で溶けたように見せかけたのは城の床に仕掛けられた隠し扉を使った脱出のトリックであり、残されたグリンダの悲しみすらも利用した周到な偽装死だったのです。
エルファバが「西の悪い魔女」と呼ばれた理由、それは邪悪だったからではなく、国家の不正を暴こうとした正義の告発者を、権力側が都合よく悪魔化した結果に他なりませんでした。真相を知るグリンダは、魔法使いをオズから追放し、マダム・モリブルを投獄。エルファバの汚名を晴らせない痛みを胸に秘めたまま、民衆の前で「善い魔女」として立ち続ける誓いを立てるのです。