お葬式しない選択は本当にあり?直葬の費用と親族トラブル防ぐ鉄則
お葬式しない選択は本当にあり?直葬の費用と親族トラブル防ぐ鉄則の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
式を省略したことで最も過酷な試練に直面するのが、手続きを取り仕切った喪主である。事前に十分な合意形成を図っていなかった場合、親族から「なぜちゃんとしたお見送りをしてあげなかったのか」「薄情だ」と強い非難を浴びる事例は後を絶たない。
トラブルを未然に回避するための鉄則は三つある。第一に、生前に本人の書面やエンディングノートで明確な意思表示を残し、主要な親族へ共有しておくこと。第二に、先祖代々の菩提寺がある場合は事前に住職へ相談することだ。無断で直葬を行うと、納骨を拒否されたり離檀を迫られたりするトラブルに直結する。第三に、訃報の連絡時に「故人の遺志により儀式は行わず、弔問・香典・供花も辞退する」旨を明確に通知し、葬儀後に自宅へ弔問客が殺到して遺族が疲弊する事態を防ぐことだ。