山田裕貴が語る「父・和利」という背中——元プロ野球選手の教えと、表現者として挑み続ける現在地

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野球を辞めてから年月が経ち、俳優としてブレイクを果たした山田裕貴は、2018年に感動的な瞬間を迎える。中日ドラゴンズ対広島東洋カープという、まさに父ゆかりの球団同士が戦うナゴヤドーム(現バンテリンドーム)で始球式を務めることになったのだ。

マウンドに立った彼は、父が現役時代につけていた背番号「00」のユニフォームを身にまとい、感極まり涙を流しながら投球した。惜しくもノーバウンド投球とはならず本気で悔しがる姿は、かつて白球を追った野球少年そのものだった。観客席で見守っていた父・和利氏も、息子の晴れ姿を目に焼き付け、その奮闘を心から称えた。野球とは別の道で一流になった息子が、父の聖地に恩返しを果たした瞬間として、いまも語り継がれている。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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