関西テレビの株は買える?非上場の真相とフジHd・阪急阪神の投資戦略
関西テレビの株は買える?非上場の真相とフジHd・阪急阪神の投資戦略の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
「カンテレの制作クオリティや関西経済の活力を自らの資産形成に反映させたい」と望むなら、間接投資ターゲットの選定が勝負の分かれ目になります。選択肢は主にフジ・メディア・HDと阪急阪神HDの2社に絞られます。
メディア事業そのものの爆発力や、東証からの要請に伴うPBR主導の株主還元(自社株買いや増配)を狙うのであれば、筆頭株主であるフジ・メディア・ホールディングスが最もストレートな受け皿です。同社は長年フジテレビ単体の視聴率不振に悩まされてきましたが、系列局のなかで突出してコンテンツ輸出や動画配信で利益を叩き出すカンテレの持分利益は、連結財務諸表にとって欠かせない下支えとなっています。
一方で、手堅いディフェンシブ性と実物資産を重視するなら阪急阪神ホールディングスです。関西テレビの株主であると同時に、梅田エリアの圧倒的な地権とインバウンドで湧くホテル・エンタメ事業を保有しており、放送の変動リスクを不動産と交通インフラが吸収する強靭なポートフォリオを構築できます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
投資家としてのスタイルに応じて、どの銘柄をポートフォリオに組み込むべきか、明確な指針を提示します。
▼ フジ・メディア・HD経由の間接投資が向いている人
・テレビ業界の配信シフト(TVer、サブスク販売)による収益構造改革を信じている人
・配当利回り3%台後半を確保しつつ、PBR改善に向けたコーポレートアクション(資産売却や自社株買い)に期待するバリュー投資家
・キー局および系列局のドラマ・バラエティ制作力をエンタメIPとして評価できる人
▼ 阪急阪神HD経由の間接投資が向いている人
・関西圏全体のまちづくり、万博後の都市再開発、電鉄網が生み出す底固いキャッシュフローを重視する人
・宝塚歌劇団や阪神タイガースといった強力な関西固有カルチャー全体を応援したい人
・メディア単体の業績ブレリスクを嫌い、長期保有で手堅いリターンを狙いたい人
▼ 投資自体に慎重になるべき人
・「カンテレ単体の純粋な株式や株主優待」だけを求めている人(現実的に買えないため、無理な迂回投資はミスマッチにつながる)
・若年層のテレビ離れによる地上波広告のパイ縮小を極度に恐れている人