歴代スマブラの進化と最高傑作は?全作比較で見えた決定的な違い
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今日の世界的大ヒットの原点には、ディレクターである桜井政博氏と、当時ハル研究所の社長を務めていた故・岩田聡氏による情熱的な挑戦がありました。
■ 始まりは任天堂キャラ不在の企画『格闘ゲーム竜王』
初代スマブラは、最初からマリオたちが戦うゲームだったわけではありません。元々はボタン操作を複雑にせず、スティックと1ボタンの組み合わせで爽快な技を出せる新しい対戦アクション『格闘ゲーム竜王』というプロトタイプからスタートしました。しかし、オリジナルキャラクターではユーザーの目を引くのが難しいと判断した桜井氏が、「任天堂の有名キャラクターをお借りできないか」と提案。岩田氏が試作版をまとめ上げ、社内の慎重論を乗り越えて実現させたのが『初代64スマブラ』でした。
■ 『SP』で掲げた「全員参戦」という不可能なミッション
『SP』の開発開始時、桜井氏が直面したのは版権の複雑さと莫大な作業量でした。他社IPを含めた歴代全ファイターを再集結させることは、常識的に考えれば不可能に近いプロジェクトでした。しかし、「もう二度とできないかもしれないからこそ、今やるべきだ」という強い意志のもと、スクウェア・エニックス、カプコン、コナミ、セガ、バンダイナムコ、さらにはマイクロソフト(バンジョー&カズーイ、スティーブ)やディズニー(ソラ)といった世界最高峰のIPホルダーと粘り強い交渉を重ね、奇跡のクロスオーバーを成し遂げたのです。