血液培養ボトルの色で命が決まる?正しい選び方と最新採血順序

血液培養ボトルの色で命が決まる?正しい選び方と最新採血順序について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

どれほど優れた検査装置であっても、採血時の手技にミスがあれば正確な結果は得られない。特に皮膚の常在菌が検体に紛れ込む「コンタミネーション(混入)」は、偽陽性を引き起こし、不必要な抗菌薬投与や入院期間の延長という弊害をもたらす。

採血器具の種類に応じた「ボトル投入の順序」を正しく理解しておくことは極めて重要だ。翼状針(バタフライ針)を使用して採血する場合、最初に注入すべきなのは「好気性ボトル」である。チューブ内に残存する空気を好気性ボトル内に逃がすことで、嫌気性ボトルの中に酸素が入り込む事態を完全に防ぐことができる。これに対し、注射シリンジを用いて直接採血を行う場合は、シリンジ内の空気に接触させないよう「嫌気性ボトル」へ先に分注するのが鉄則だ。

採血量も検査感度を左右する決定的な要因となる。成人ボトルの場合、1本あたり8〜10mLの血液を投入することが推奨されている。血液量が不足すると検知率が著しく低下し、多すぎると培地の成分バランスが崩れて誤判定の原因となる。キャップの色を確認すると同時に、目盛りを厳密にチェックする姿勢が求められる。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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