2026年、なぜ東京・御徒町に世界中の「本物の宝石」マニアが集まるのか?鉱物トレンド最前線
2026年、なぜ東京・御徒町に世界中の「本物の宝石」マニアが集まるのか?鉱物トレンド最前線の背景について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
御徒町の街並みは一見すると昭和のレトロな雑居ビル街だ。しかし、重いドアの向こうや細い階段を登った先には、驚くほど尖った専門ショップがひしめいている。
かつてはあらゆる石を網羅する総合卸が主流だったが、2026年の現在は「超特化型」の店舗が全盛を迎えている。スリランカ産の非加熱サファイアだけを常時数百点揃える店、アフガニスタン産の未処理トルマリンに特化したギャラリー、さらにはアガット(瑪瑙)の切断面に現れるジオメトリックな模様だけを扱うようなニッチな店まで存在する。卸価格に近いフェアな提示を受けながら、店主のオタク的な知識に触れられる体験こそが、来訪者を病みつきにさせている。