横綱はなぜ休場を繰り返すのか?給料事情と降格なき地位の光と影
横綱はなぜ休場を繰り返すのか?給料事情と降格なき地位の光と影についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
横綱を含め、力士の休場問題を語る上で避けて通れないのが「公傷制度の廃止」です。かつての大相撲には、本場所の土俵上で怪我をした場合に限り、翌場所を全休しても番付が下がらない公傷制度が存在していました。
しかし、制度の悪用や診断書の信憑性を巡る議論の末、2003年九州場所を最後に公傷制度は撤廃されました。これ以降、力士は怪我をしても番付降格を恐れて無理に出場するか、番付を大幅に落とす覚悟で休場するかの二者択一を迫られることになりました。
降格のない横綱はこの影響を直接番付上で受けることはありませんが、大相撲の休場ルールが厳格化したことで、力士全体の怪我の重症化が進み、横綱昇進時にすでに体がボロボロになっているという根本的な課題を生み出しています。