プロ直伝メレンゲの作り方完全版!泡立たない原因と砂糖の黄金比
プロ直伝メレンゲの作り方完全版!泡立たない原因と砂糖の黄金比に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。
一般的に作られる「フレンチメレンゲ(冷たい卵白に生の砂糖を加える手法)」のほかに、製菓の世界では熱処理を加える「スイスメレンゲ」と「イタリアンメレンゲ」が存在します。これらは用途や求める保形性・殺菌性によって明確に使い分けられています。
スイスメレンゲは、卵白と砂糖をあらかじめ合わせ、湯煎(50℃〜60℃)にかけて砂糖を完全に溶かしながら泡立てる製法です。温めることで砂糖が均等に溶解し、タンパク質の凝固が適度に進むため、非常に濃密で光沢のある重厚な泡が完成します。メレンゲクッキーの焼き時間(100℃で60〜90分)において形崩れせず、美しい絞り出し模様を保持するのに最も適しています。
一方、イタリアンメレンゲは、泡立てた卵白に118℃〜120℃まで煮詰めた熱い糖シロップを糸状に垂らしながら高速攪拌する高度な製法です。熱シロップによって卵白が殺菌され、同時にタンパク質が熱凝固するため、極めて弾力があり離水しない最強の保形性を獲得します。ムースのベースやマカロン生地、生のままデコレーションして焼き目を付けるレモンタルトのトッピングなどに不可欠な存在です。