最恐絵本『いるのいないの』なぜ怖い?結末の真相とトラウマの正体

最恐絵本『いるのいないの』なぜ怖い?結末の真相とトラウマの正体に関する疑問を詳しくまとめました。最新データをご確認ください。

絵本『いるのいないの』は、怪談文芸の第一人者である東雅夫氏が編纂を務め、岩崎書店が立ち上げた本格ホラー企画「怪談えほん」シリーズの第1期として世に送り出されました。手掛けたのは、日本屈指の妖怪小説の大家・京極夏彦氏と、静謐かつ生命力あふれる筆致で猫や風景を描き出す町田尚子氏という豪華タッグです。

物語の舞台は、主人公の少年がしばらくの間暮らすことになった、山あいにあるおばあちゃんの古い日本家屋。梁(はり)が剥き出しになった高い天井、昼間でも薄暗い部屋の隅、歴史を感じさせる柱時計や調度品など、どこか懐かしくも不穏な空気が漂う空間で少年の日常が始まります。

少年は、家の中の高い天井の暗がりに「なにかがいるような気がして」仕方がありません。気になって落ち着かない少年に向けて、おばあちゃんは静かにこう語りかけます。「上を見なけりゃ いいの。見なければ、いないのと おなじだから」。しかし、その言葉は少年の好奇心と恐怖をかえって増幅させていくことになります。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest