温暖化で沈む街はどこか?最新の「縄文海進」シミュレーションが描く2050年の日本列島
温暖化で沈む街はどこか?最新の「縄文海進」シミュレーションが描く2050年の日本列島の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
かつて、関東平野の奥深くまで海が入り込んでいた。現在の埼玉県大宮付近まで波が打ち寄せていたという事実は、歴史の教科書で知識としては知られていても、実感を伴うことは少なかった。しかし、最新のシミュレーション技術はそれを視覚的に証明してみせた。
東京の東部、いわゆる江東5区(墨田・江東・足立・葛飾・江戸川)は完全に水没し、現在の荒川や利根川の流域に沿って、巨大な入り江が内陸まで伸びている。この「古東京湾」の姿は、現代の海抜ゼロメートル地帯とほぼ完全に一致する。つまり、私たちが大都市を築いた場所は、地球の歴史から見れば「つい最近まで海だった場所」に過ぎないのだ。