カロリー表示の義務化は外食も対象?2026年基準と免除の落とし穴

カロリー表示の義務化は外食も対象?2026年基準と免除の落とし穴の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

多くの飲食事業者が疑問を抱くのが、「飲食店のメニューやテイクアウト商品にもカロリー表示義務があるのか」という点です。結論から言えば、提供形態によって法的義務の有無が明確に分かれます。

まず、レストランや居酒屋などの店内飲食(外食)に関しては、現行法においてメニューへのカロリー表示は義務化されておらず、あくまで事業者の任意です。大手外食チェーンなどでメニュー表にカロリーが記載されている事例が多いものの、これは顧客サービスやブランド戦略の一環として自主的に導入されている取り組みに過ぎません。

一方、注意が必要なのがテイクアウトやデリバリー、惣菜・弁当の販売です。

・注文を受けてから容器に詰めて提供する形態(対面販売):表示義務の対象外
・あらかじめ容器包装に入れて陳列・販売する形態:原則としてラベル表示義務の対象

客が注文する前にあらかじめ弁当や惣菜をパック詰めし、店頭の平台や棚に並べて販売する場合は「容器包装された加工食品」とみなされ、原則として栄養成分表示ラベルが必要になります。デリバリー専門店であっても、事前に作り置きした包装食品を配達する場合は表示対象となり得るため、オペレーションごとの見極めが欠かせません。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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