スーパー戦隊の色に潜む法則とは?歴代カラー戦略とジンクス全解剖
スーパー戦隊の色に潜む法則とは?歴代カラー戦略とジンクス全解剖に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
詳細を見る
この色彩によるキャラクター表現の原点は、漫画家・石ノ森章太郎が原作を手掛けた1975年放送の『秘密戦隊ゴレンジャー』にある。当時、カラーテレビの普及率が最高潮に達する中、原色を前面に押し出した5人のヒーローは視覚的インパクトで全国の子供たちを魅了した。赤・青・黄・桃・緑という5色は、印刷技術やテレビモニターの再現性まで計算し尽くされた完璧な配色構成だった。
その後、東映株式会社の制作スタッフ陣が総称として用いる筆名「八手三郎」の名のもとで、この集団ヒーローのフォーマットは多様な変奏を重ねていく。時代が下るにつれ、黒の導入や女性ブルーの誕生、さらには戦隊の枠組みを超えたトリッキーな配色戦略が試みられるようになった。特撮ヒーローの金字塔として君臨し続ける背景には、伝統の色彩バランスを守りながらも、常に既成概念を破り続ける現場の飽くなき挑戦がある。