紅白歌合戦どっちが勝った?最新結果と歴代勝敗データ・審査の裏側
紅白歌合戦どっちが勝った?最新結果と歴代勝敗データ・審査の裏側について見逃せない 注意点を分かりやすく解説いたします。
紅白歌合戦の歴史を語る上で欠かせないのが、視聴者投票の結果と最終的な勝敗が食い違ったことで大論争を巻き起こした「審査のねじれ現象」です。
その代表例が、2016年(第67回)の勝敗結果です。この年、視聴者投票では白組が約420万票を獲得し、紅組の約250万票に対して圧倒的な大差をつけました。会場投票でも白組が勝利し、お茶の間の誰もが白組の勝利を確信していました。ところが、最終結果として優勝旗を受け取ったのは紅組でした。
当時のルールでは、視聴者票と会場票をそれぞれボール2個分に換算し、10名の特別審査員には1人1個のボールが与えられていました。その結果、特別審査員の票(ボール)が大挙して紅組に投じられたことで、全体のボール数で紅組が白組を上回り、大逆転劇が起きてしまったのです。放送直後からネット上では「視聴者の声が無視されているのではないか」と批判が殺到し、NHKには多数の問い合わせが寄せられました。
この騒動を重く見たNHKは、翌年以降の審査方法を抜本的に見直し、視聴者・会場・特別審査員がそれぞれ1ポイントずつを持つ現在の公平な「3ポイント制」へと移行しました。勝敗を分ける理由は、パフォーマンスの優劣だけでなく、その年ごとの審査システムの力学に大きく左右されてきた経緯があります。