「兎月」の真意と月の兎伝説を徹底解明!由来から現代の謎まで迫る
「兎月」の真意と月の兎伝説を徹底解明!由来から現代の謎まで迫るの概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。
ネット上やSNSでは、月とうさぎにまつわる様々な言説が飛び交っていますが、専門的な文献照合を行うといくつかの誤認が浮かび上がってきます。 * 誤解1:「うさぎが餅をついている」は世界共通の伝承である?
実際には、餅をついていると解釈するのは日本と朝鮮半島の一部のみです。中国では薬を搗いており、欧米ではカニや人の顔に見立てるのが主流です。 * 誤解2:兎が火に飛び込んだのは日本のオリジナル神話である?
『今昔物語集』の話があまりにも有名なため日本の民話と思われがちですが、前述の通り起源は古代インドの仏教説話(ジャータカ)です。シルクロードを経て中国へ渡り、平安時代に日本へ輸入されました。 * 誤解3:「兎月」は春の言葉(卯月=4月)と同じ意味である?
十二支の「卯(うさぎ)」は方位では東、月では陰暦4月(卯月)を指すため混同されがちですが、「兎月(とげつ)」は陰暦8月(秋)の異称です。月=兎という別の文脈から名付けられている点に注意が必要です。