大相撲の行司衣装に隠された格付け!短刀を持つ理由と値段の真実
今注目を集めている 大相撲の行司衣装に隠された格付け!短刀を持つ理由と値段の真実について、詳しいまとめを整理して公開しています。
Q1:なぜ土俵上で素足の行司と草履を履く行司がいるのですか?
A1:大相撲の厳格な階級制度によるものです。幕下格以下の行司は「素足」で土俵に上がることが義務付けられており、十両格・幕内格になると「白足袋」、三役格以上になって初めて「草履履き」が許されます。足元を見るだけでその行司の実力と地位が分かります。
Q2:行司の衣装は季節によって生地が変わるのですか?
A2:はい、季節によって明確に使い分けられています。初場所(1月)や春場所(3月)、九州場所(11月)などの冬場は裏地のある「袷(あわせ)」や重厚な正絹生地を着用し、夏場(5月・7月・9月)は通気性に優れた「絽(ろ)」や「紗(しゃ)」などの薄手の絹織物が用いられます。
Q3:行司が差し違えをした場合、本当に短刀で切腹するのですか?
A3:実際に切腹することはありません。短刀は「命がけで正確無比な裁定を下す」という精神的な覚悟を示す象徴です。現代では、立行司が差し違えを起こした際は本場所の取組終了後に日本相撲協会へ「進退伺い」を提出し、理事会による慰留や出場停止などの処分を受けるのが通例です。
Q4:幕下以下の行司の衣装は幕内格と何が違うのですか?
A4:生地の素材と裾の仕立てが異なります。幕内格以上が正絹(絹100%)を使用するのに対し、幕下以下は木綿や麻などの簡素な素材が用いられます。また、裾を踏んで転倒しないよう足首部分を紐で括る「括り緒」になっている点も大きな違いです。