顔が黒いのは危険な病気の兆候?症例から見分ける内臓疾患サイン
顔が黒いのは危険な病気の兆候?症例から見分ける内臓疾患サインについて分かりやすく解説いたします。最新の情報をご覧ください。
慢性腎不全による尿毒症が進行すると、本来尿として排出されるべきウロクロームなどの老廃物や色素が体内に滞留します。その結果、黄色味がかった灰色や土黒い独特の顔色へと変化します。貧血による蒼白さと老廃物の沈着が混ざり合うことで、活気のない暗い表情に見えるのが臨床上の特徴です。
一方、首の後ろやワキの下、顔の輪郭付近の皮膚が厚くゴワゴワになり、黒褐色に変色する疾患が「黒色表皮腫」です。画像症例でも皮膚がベルベット状(ビロード状)に盛り上がっている様子が確認できます。この原因の大半は肥満や高度のインスリン抵抗性を伴う糖尿病です。高インスリン血症が皮膚の角化細胞を過剰に刺激して黒ずみを作りますが、稀に胃がんなどの消化器系悪性腫瘍に伴って発症するケースもあるため軽視できません。