冨田真由の顔の傷と過酷な後遺症|事件から現在までの治療経緯
冨田真由の顔の傷と過酷な後遺症|事件から現在までの治療経緯の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
本事件の大きな争点の一つとなったのが、警察の初動対応と組織的な過失です。事件前、冨田さんはSNS上で犯人から「殺す」といった脅迫的な書き込みを執拗に受けており、事前に警視庁武蔵野警察署へ具体的な恐怖を訴えて相談していました。
しかし、対応した警察官らは事態の切迫性を「差し迫った危険はない」と誤認し、ライブ当日の警備や犯人への警告を怠りました。この初動ミスが最悪の事態を招く引き金となりました。
2019年7月、冨田さんと母親は「警察が適切な対応を怠ったために事件を防げなかった」として、東京都(警視庁)や犯人らを相手取り総額約7600万円の損害賠償を求める国家賠償請求訴訟を東京地裁に提起しました。法廷では警察の不作為と安全配慮義務違反の有無が厳しく追及され、被害者相談に対する警察組織の対応の甘さが司法の場で白日の下に晒されました。