京都の赤いバス・プリンセスラインは男性も乗れる?乗り場と運行の真相

京都の赤いバス・プリンセスラインは男性も乗れる?乗り場と運行の真相の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

公営交通が網の目のように走る京都市内において、なぜ民間企業が一から新規路線を立ち上げ、現在に至るまで運行を続けているのでしょうか。そこには、京都特有の過酷な道路事情と交通混雑が深く関係しています。

公式発表資料および設立時の記録によると、計画が始動したのは平成15年(2003年)のことでした。京都駅から東山七条へと向かうルートは、三十三間堂や清水寺方面を目指す観光客と、東山エリアに集積する複数の学校へ通う学生・生徒が集中する、市内でも有数の激混み区間でした。当時、京都市営バスの停留所には長蛇の列ができ、積み残し(満員で乗車できない現象)が日常茶飯事となっていたのです。

この深刻なボトルネックを解消し、通学客と一般利用者の利便性を大幅に向上させるため、国土交通省近畿運輸局の指導のもとで2005年3月に新規路線として運行を開始したのがプリンセスラインバスでした。つまり、単なる大学のスクールバスではなく、「東山区の交通混雑を緩和するバイパス」という重大な公共的使命を帯びて認可された交通機関なのです。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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