ヒカルの炎上商法は全て計算か?莫大利益を生むマーケティングの全貌
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ヒカルという存在が全国的な知名度を獲得した最大の転機は、2017年春に公開された「祭りくじのテキ屋で当たりが出るまで買い占める」という検証動画でした。露店のくじに当たりが入っていない実態を白日の下に晒したこの企画は、既存メディアが踏み込めなかった領域に切り込んだとして大絶賛を受け、チャンネル登録者数は爆発的に増加しました。
しかし、そのわずか数カ月後にキャリア最大の危機が訪れます。個人の価値をトレードするマイクロトレードサービス「VALU」を巡る騒動です。自身のVA(模擬株式)が高騰したタイミングで保有分を一斉売却したことで、インサイダー取引紛いの売り抜けではないかと猛烈な批判が殺到。ネット掲示板やSNSでは連日激しいバッシングが繰り広げられ、所属していたクリエイター集団「NextStage」の解散と無期限の活動休止に追い込まれました。
当時、多くのメディアや評論家は「YouTuber生命の終わり」を宣告していました。ところが約2カ月半後、トレードマークだった金と黒の髪を黒一色に染め直し、スーツ姿で投稿した謝罪動画を機に見事な復帰を果たします。単に沈黙を守るのではなく、自らの非を認めた上で「借金返済と再起」をコンテンツ化する姿勢は、失墜した信頼を別の熱狂へと塗り替える契機となりました。