横山ノックと上岡龍太郎の絆と真相|漫画トリオから伝説の弔辞まで
横山ノックと上岡龍太郎の絆と真相|漫画トリオから伝説の弔辞までの注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
知事辞任以降、表舞台から姿を消したノックは、2007年5月3日、咽頭がんのため75歳でこの世を去りました。翌月、大阪市内のホテルで執り行われた「横山ノックを天国へ送る会(お別れの会)」で、上岡龍太郎が読み上げた弔辞は、今なお日本のスピーチ史における最高峰として語り継がれています。
祭壇の師に向かい、上岡は静かに語りかけました。
「ノック先生、あなたは最高の芸人であり、最高の師匠でした。そして……最低の男でした」
厳粛な会場に一瞬の静寂と、次の瞬間に起こった温かい笑い。上岡は師匠の輝かしい功績を称え、不祥事による晩年の失脚を包み隠さずユーモアに変え、最期にこう締めくくりました。
「ノック先生、さようなら。僕らはまた、あの世で漫画トリオをやりましょう。そのときは、僕がボケで、あなたがツッコミです」
笑わせながら参列者全員を号泣させたこの弔辞の全文と内容は、単なる追悼の辞を超え、師匠の魂を救済する極上の芸そのものでした。