致死率40%の猛威…クリミア・コンゴ出血熱の症状・感染経路と予防法

致死率40%の猛威…クリミア・コンゴ出血熱の症状・感染経路と予防法を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

気になる日本国内での発生状況ですが、これまで日本国内におけるクリミア・コンゴ出血熱の自然発生例および輸入症例は一度も報告されていません。厚生労働省や国立健康危機管理研究機構などの研究機関による厳格なサーベイランスが常時行われており、国内の土着マダニから本ウイルスが検出された事例も確認されていません。

しかし、公衆衛生上の脅威が存在しないわけではありません。主要媒介者であるイボマダニ属は日本国内に定着していないとされていますが、渡航者の荷物や衣服、あるいは輸入動物・渡り鳥などに付着して持ち込まれる潜在的リスクはゼロとは言い切れません。

さらに、流行地域で感染した渡航者が潜伏期間中に帰国し、国内で発症する「輸入感染症リスク」は常に存在します。そのため厚生労働省は、検疫所での健康監視を強化するとともに、特定感染症指定医療機関における高度な陰圧病床やバイオセーフティレベル4(BSL-4)実験室の運用体制を整え、万が一の国内流入時に即座に封じ込めができる体制を敷いています。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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