「きつい・汚い・危険」を打ち破る経営革新:豊和工業・村上圭が挑む新3Kと建設Dx
「きつい・汚い・危険」を打ち破る経営革新:豊和工業・村上圭が挑む新3Kと建設Dxの注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
建設現場を長年苦しめてきた隠れた要因は、過剰な事務作業だ。現場で激しい肉体労働をこなした後に事務所へ戻り、大量の日報を手書きし、FAXを送信する。村上圭はこの不効率な慣習を看過しなかった。
総務部長および営業部長の時代から、彼は社内業務の全面的な電子化・DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してきた。
スマートフォンやタブレット端末を全現場に導入し、施工写真のリアルタイム共有、クラウド上での日報入力、工程の自動進捗管理を完結させた。移動時間や無駄な待機時間は劇的に削減された。結果として「現場作業が終われば無駄な社内処理を挟まず速やかに帰宅できる」体制が整備されたのだ。
アナログな手法に慣れ親しんだベテラン社員からの戸惑いの声もあった。しかし村上は自ら操作手順を丁寧にレクチャーし、DXが結果的に現場の負担をいかに軽くするかを実証することで、全社的な意識改革を成功させた。