プロ直伝の水滴の描き方!光と影の法則で透明感を出す技法
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「なぜか水滴が立体的に見えない…」と悩む初心者が最も陥りやすい罠は、ボールやりんごなどの「不透明な球体」と同じ感覚で影をつけてしまうことです。通常の球体は、光源側(光が当たる側)が最も明るくなり、光の反対側に濃い影ができます。しかし、透明な液体である水滴はその真逆の現象を起こします。
水滴は凸レンズと同じ構造を持っています。上方から入った光は水滴の表面で反射して鋭いイラストの水滴ハイライトを生み出す一方で、水滴の内部を通過した光は大きく屈折し、光の反対側(下部)の底面あたりに集光して最も強く発光するという性質があります。これが「水滴の構造とハイライト位置」における最大の物理的法則です。
さらに見落とされがちなのが、水滴が下地(肌や布、ガラス)に落とす接地影の付き方です。光は水滴を透過して直下に明るいスポットを作るため、影は水滴の真下ではなく、水滴の縁に沿った三日月状の濃い影として現れます。「光を受ける上側がやや暗く、光の抜ける下側が明るく光り、その直下に薄く濃い接地影が落ちる」――このコントラストを再現するだけで、描いた水滴に圧倒的な奥行きが宿ります。