「バス運転手はやめとけ」の真相!拘束時間や年収格差と現場の本音
「バス運転手はやめとけ」の真相!拘束時間や年収格差と現場の本音の注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
バス業界特有の働き方として、離職理由の筆頭に挙げられるのが「中休(ちゅうきゅう)勤務」です。これは朝の通勤ラッシュ帯を運行した後、日中に数時間の待機(無給または格安の手当のみ)を挟み、夕方から夜の帰宅ラッシュ帯を再び運行するシフトを指します。
労働時間そのものは8時間程度であっても、拘束時間は早朝5時から夜22時までの17時間近くに及ぶケースが日常茶飯事です。拘束時間中の待機時間は営業所の休憩室などで過ごすしかなく、実質的に私生活の自由はほとんど奪われます。
労働環境の是正を目指して見直された自動車運転者の労働時間等の改善基準告示により、原則的な1日の拘束時間は13時間以内、上限は15時間(休息期間は継続11時間以上を基本、最低9時間)へと厳格化されました。しかし、人手不足が深刻な地方や一部の中小事業者では、ギリギリの運用や協定延長による過密シフトが依然として常態化しており、体力的な消耗から「これでは身体が持たない」と悲鳴が上がっています。