新生児に絵本は本当に無意味?0ヶ月から夢中になる理由とおすすめ名作

新生児に絵本は本当に無意味?0ヶ月から夢中になる理由とおすすめ名作の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

いざ絵本を開いてみても、赤ちゃんがそっぽを向いたり、全く視線を合わせなかったりして「うちの子には合わないのでは」と不安を抱く保護者も少なくありません。しかし、新生児が絵本に反応しない主な原因の多くは、発達の異常ではなく「タイミングと環境」に起因しています。

新生児は1日の大半を眠って過ごし、覚醒していても「空腹」「おむつの不快感」「眠気の初期段階」にあるときは、外的な刺激を受け入れる余裕がありません。機嫌よく目を開けて周囲を見回している、いわゆる「静かな覚醒状態(クワイエット・アラート・ステート)」のわずかな時間帯を見計らって試すことが大切です。

また、絵本を見せる位置が遠すぎる、あるいは部屋の照明が反射してイラストが見えにくいといった物理的な要因も見落とせません。生後0ヶ月の読み聞かせのコツとして意識したいのは、「赤ちゃんの目の正面20〜30cm」にイラストを静止させ、視線が合うのを待つ姿勢です。

何より重要なのは、大人が「反応させよう」と気負いすぎないことです。赤ちゃんが無表情に見えても、耳から届く親の声や、視界に入る色彩の刺激はしっかりと脳に届いています。反応の有無に一喜一憂せず、親自身が楽しそうに声を出し、穏やかなコミュニケーションの時間を共有することこそが最善のアプローチです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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