フィリピンオオコウモリの大きさは人間並み?写真の真相と生態を検証

フィリピンオオコウモリの大きさは人間並み?写真の真相と生態を検証についての最新情報を徹底解説します。

映画の吸血鬼伝説などの影響から「人間を襲って血を吸うのではないか」と恐れられがちですが、その実態は極めて平和的な草食動物です。

オオコウモリの仲間は「フルーツバット」とも呼ばれ、主食はイチジクやマンゴー、パパイヤなどの果実や花粉です。鋭い牙を持っていますが、これは分厚い果物の皮を噛み破るためのものであり、肉食や吸血を行うことはありません。性格も非常に臆病かつ温厚で、人間から攻撃を仕掛けない限り、自ら威嚇して飛びかかってくるケースは皆無と言えます。

ただし、野生動物としての公衆衛生上のリスクは冷静に見極める必要があります。

オオコウモリ類全般は、狂犬病ウイルスをはじめとする人獣共通感染症(ズーノーシス)の自然宿主となる可能性を持っています。健康な個体であれば人間を襲うことはありませんが、弱っている個体や落下した幼獣に不用意に素手で触れれば、自衛のために噛みつかれ、唾液を介して感染症を引き起こす危険性があります。現地で遭遇した際も「触らず・近づきすぎず、遠巻きに観察する」という原則を徹底することが重要です。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest