「I Am God's Child」の真相|鬼束ちひろ『月光』の叫び
話題沸騰中の 「I Am God's Child」の真相|鬼束ちひろ『月光』の叫びについて、多角的な視点をご紹介しています。
『月光』のメガヒットを経て、2001年3月にリリースされた1stアルバム『インソムニア』は、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。最終的にミリオンセラーを達成し、彼女の初期キャリアを象徴する金字塔となりました。
デビュー当時の鬼束ちひろの経歴を振り返ると、宇多田ヒカルや椎名林檎、倉木麻衣といった女性シンガーソングライター全盛期において、彼女の存在感は際立って異質でした。打ち込みサウンドやR&Bが席巻するなか、ピアノとアコースティックギター、ストリングスを軸にした重厚なアレンジと、裸足でステージに立ち身体全体で歌い上げるスタイルは、圧倒的なオリジナリティを放っていました。
『Cage』『眩暈』『infection』と立て続けに名曲を世に送り出し、日本ゴールドディスク大賞の「ロック・アルバム・オブ・ジ・イヤー」を受賞するなど、彼女の音楽的才能は批評家からも絶賛を浴びることになります。