伊藤蘭の娘は趣里!過酷な挫折から朝ドラで開花した実力と家族の絆

伊藤蘭の娘は趣里!過酷な挫折から朝ドラで開花した実力と家族の絆の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

趣里のキャリアを語る上で避けて通れないのが、過酷なバレエ留学の挫折です。4歳からクラシックバレエを始めた彼女は、将来を嘱望される才能の持ち主でした。中学卒業後の15歳で本場イギリスの名門バレエ学校「Arts Educational Schools」へ単身留学を果たします。しかし、留学先で彼女を待っていたのはあまりにも残酷な現実でした。

足首の剥離骨折やアキレス腱の損傷など重度の怪我が相次ぎ、医師から「これ以上プロのバレリーナとして踊り続けることは極めて困難」と宣告されます。失意のなか帰国を余儀なくされた彼女は、幼少期から積み上げてきたアイデンティティを完全に失うという深い絶望を味わいました。

その失意の底から彼女を救い出したのが「演技」でした。塩屋俊氏が主宰するアクターズクリニックで芝居の面白さに目覚めた趣里は、高卒認定試験を経て大学進学、さらに小劇場の舞台やオーディションへ無我夢中で挑戦し始めます。

2018年公開の主演映画『生きてるだけで、愛。』では、感情をむき出しにした凄まじい熱演を披露し、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。そして2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』では、2400人を超える応募者の中から自力でヒロイン・花田鈴子役に選出されました。かつてバレエで培った身体能力とリズム感、そして挫折の痛みを昇華させた表現力が見事に融合し、全国的な大絶賛を浴びることとなったのです。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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