りんご保存の決定版!そのまま冷蔵庫はNg?鮮度を1ヶ月保つ裏技

りんご保存の決定版!そのまま冷蔵庫はNg?鮮度を1ヶ月保つ裏技の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

買ってきたパックやりんごをそのまま冷蔵庫の棚や野菜室へ放り込んでしまう保管法は、りんご自身の食感を損ねるだけでなく、庫内の食材全体に悪影響を及ぼします。その理由は主に「急速な乾燥」と「エチレンガスの拡散」の2点に集約されます。

家庭用冷蔵庫の庫内湿度は一般的に20〜40%程度と非常に低く、乾燥した冷気が循環しています。りんごの果皮には微細な気孔が存在し、無防備な状態で冷気に晒されると果肉内の水分が急速に蒸発します。水分が失われた細胞壁は弾力を失い、りんご特有のシャキッとした歯ごたえが消失して粉っぽい食感(いわゆる「ボケ」の状態)へと退行してしまうのです。

さらに深刻なのが、りんごが自ら放出する「エチレンガス」の存在です。エチレンは植物の成熟を促進するホルモンであり、りんごは果実類の中でも特にエチレン生成量が多いことで知られています。密閉せずに冷蔵庫や野菜室へ入れると、隣接するキュウリ、トマト、葉物野菜、バナナなどの追熟と腐敗を急速に早めてしまいます。周囲の野菜を守りつつ、りんご自身の呼吸による自己消耗を抑えるためにも、物理的な密閉遮断が欠かせません。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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