ラブホは何歳から入れる?高校生Ngの法的境界と身分証の現実
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かつてラブホテルといえば、アンダーグラウンドで背徳的な情念が渦巻く場所だった。映画監督の相米慎二がメガホンをとった名作、映画『ラブホテル』(1985年)に焼き付けられたのは、都市の片隅で孤独な男女が迷い込む、退廃的でありながらどこか哀愁漂う昭和のアジール(避難所)としての姿であった。
しかし、半世紀近い歳月を経て、その空間の意味合いは根底から覆った。巨大スクリーンでの推し活、本格的なプライベートサウナ、女子会、リモートワークの拠点など、レジャーホテルは多目的なエンターテインメント空間へと洗練を遂げている。空間の近代化とオープン化が進むにつれ、求められるガバナンスの水準も一般の高級ホテルと同等、あるいはそれ以上に引き上げられた。
アングラな隠れ家から、清潔で健全なレジャー空間へ――。この産業構造の変化こそが、未成年者の立ち入りや法令違反に対する業界全体の「ゼロ・トレランス(不寛容)」な姿勢を決定づけた最大の要因と言えるだろう。