商船三井の株価と配当予想を解析!紅海危機に隠れた急変動リスク
商船三井の株価と配当予想を解析!紅海危機に隠れた急変動リスクを徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。
商船三井の収益構造を語る上で欠かせないのが、大手海運3社による合弁会社OCEAN NETWORK EXPRESS(ONE社)の存在だ。同社が稼ぎ出すコンテナ船事業の利益は、出資会社である商船三井の持分法投資損益として計上され、近年の空前の最高益を支える決定的な原動力となった。
だが、コンテナ船市況は変動が極めて激しい。中東情勢の悪化による海域回避は一時的に供給量を引き締め、運賃市況を底上げしたものの、新造船の大量入水という構造的な供給過剰の課題は解消されていない。紅海危機という突発的な供給ショックの陰に隠された市況の地滑り的下落リスクが露呈したとき、ONE社の利益縮小が同社の連結業績を直撃する構造は変わっていない。