王道イケメンの原点「しょうゆ顔」が時代を超えて熱狂を生む理由
王道イケメンの原点「しょうゆ顔」が時代を超えて熱狂を生む理由を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。
歴史を遡れば、1980年代後半のバブル期に起きた概念の誕生がターニングポイントだった。従来の男臭い映画スター像から、都会的でスマートな男性像へのシフト。その先頭に立っていたのが東山紀之だ。少年隊として華々しくステージを駆け抜け、洗練されたダンスと端正なビジュアルで列島を魅了した彼は、まさに美意識のパラダイムシフトを象徴する存在だった。当時STARTO ENTERTAINMENTの前身組織が打ち出したこの美学は、日本の芸能界における男性アイドルの骨格を決定づけたと言っていい。
1990年代に入ると、フジテレビなどを中心としたトレンディドラマの隆盛とともに、この系統のフェイスを持つ俳優たちが次々と主演の座を射止めた。スーツを自然に着こなし、日常会話の延長にあるリアルな恋愛模様を演じられるリアリティ。過剰な脂っこさを感じさせない彼らの佇まいは、都市生活者の憧れと見事にリンクしていた。