寝る時の加湿器つけっぱなしはNg?喉を守る正しい置き場所と湿度設定
寝る時の加湿器つけっぱなしはNg?喉を守る正しい置き場所と湿度設定について分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
乾燥対策として欠かせない加湿器ですが、夜通しフル稼働させることには大きな落とし穴が存在します。その最大の要因は、就寝中の室温低下による相対湿度の上昇です。
空気中に含むことができる水分量(飽和水蒸気量)は、気温が下がるほど減少します。エアコンなどの暖房を切って眠りにつくと、室温の低下とともに空気中の水分が飽和状態に達し、湿度が80%以上の過加湿状態へ跳ね上がってしまうのです。過剰な湿気は冷たい窓ガラスや外壁に触れて大量の結露を生み、カーテンの裏や布団の内部に黒カビやダニを爆発的に繁殖させる原因となります。
さらに見過ごせないのが、空気中に飛散した雑菌やカビの胞子を吸い込むことで起きる「加湿器肺炎(過敏性肺炎)」の発症リスクです。特にタンク内で雑菌が繁殖しやすいタイプの加湿器を朝まで吸い込み続けると、発熱や激しい咳などのアレルギー反応を引き起こす恐れがあります。健康を守るための加湿が、皮肉にも呼吸器トラブルの元凶になってしまうのです。