昭和の巨魁・田中角栄の凄さとは?今解き明かされる圧巻の求心力
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自民党内に圧倒的な勢力を築いたのが、最大派閥として君臨した田中派(木曜クラブ)だ。所属議員の選挙支援から個人的な慶弔に至るまで、田中は徹底した面倒見の良さで若手や中堅議員の心を掴んだ。
祝儀や不祝儀の際には、他の政治家とは桁違いの配慮と速さで手配が行われた。さらに、「金を出しても威張らない、手柄は部下に譲る」という独自の美学を徹底。これにより、議員たちは彼に対して強い忠誠心を抱くようになった。
数こそ力、力こそ正義という現実政治を極限まで体現した木曜クラブの結束力は、彼が首相の座を追われた後も永田町のパワーバランスを支配し続ける原動力となった。