胃腸炎にポカリはダメ?下痢悪化の理由とOs-1との決定的な違い

胃腸炎にポカリはダメ?下痢悪化の理由とOs-1との決定的な違いについて詳しく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

胃腸炎の初期対応において、飲料の「中身」と同じくらい決定打となるのが「補給のペースとタイミング」です。良質な経口補水液であっても、飲み方を誤れば胃の防衛反応により吐き戻してしまいます。

激しい嘔吐の直後は胃が過敏な痙攣状態にあります。嘔吐後30分〜1時間は一切の飲食を控え、胃を休めることが先決です。唇を湿らせる程度にとどめ、胃が落ち着くのを待ちます。

吐き気が一段落したら、一気にコップ1杯を飲むのではなく、「スプーン1杯(約5ml)またはペットボトルのキャップ1杯」からスタートします。5分〜10分おきに様子を見ながら極めて少量ずつ口に含み、胃を刺激しないように飲み進めるのが鉄則です。吐き気がぶり返さなければ、徐々に一口、二口と量を増やしていきます。

もし水分を一口飲むだけで激しく吐き戻してしまう状態が続く場合や、半日以上排尿がない、意識が朦朧とする、泣いても涙が出ない(小児)といった兆候が見られる場合は、家庭でのケアに固執せず、速やかに医療機関を受診して点滴治療を受ける判断が必要です。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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