男の色気際立つサイドバックリーゼント、失敗しない大人のセット術
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このスタイルの源流を辿れば、1950年代に世界中を揺るがしたエルヴィス・プレスリーの反逆的なロカビリー精神に行き着く。日本においては、矢沢永吉が体現した圧倒的なロックスピリットが火付け役となり、男たちの憧れの頂点として君臨した。その後、時代ごとにアウトローの象徴として消費され、映画『クローズZERO』の泥臭くも鋭利な美学や、ドラマ『今日から俺は!!』が描いた痛快なノスタルジーの中核を担ってきた経緯がある。
しかし、近年の動向はかつてのツッパリ像とは明らかに一線を画す。火付け役となったのは、漫画および実写映画で社会現象を巻き起こした『東京リベンジャーズ』や、Netflixで世界配信される海外ドラマに登場するタフで洗練されたキャラクターたちだ。粗野なヤンキーカルチャーとしてではなく、自分のスタイルを貫く「骨太なクラシックスタイル」として再評価された。カルチャーの文脈が更新されたことで、時代遅れのコスプレではなく、研ぎ澄まされた大人の身だしなみとして息を吹き返したのである。