新八ツ山橋が熱狂を集める理由|箱根駅伝とゴジラが交差する品川の聖地
新八ツ山橋が熱狂を集める理由|箱根駅伝とゴジラが交差する品川の聖地にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
箱根駅伝のファンにとって、新八ツ山橋は特別な感情を抱かせる場所です。東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往復217.1kmに及ぶレースにおいて、新八ツ山橋は復路10区の残り約8km地点に位置します。
「新八ツ山橋の上り坂は、データ上の勾配以上にランナーの足を奪う」と元実業団ランナーや指導陣が口を揃えるのには明確な理由があります。蒲田から品川にかけての平坦な第一京浜を限界速度で飛ばしてきた選手たちにとって、JRの線路群を越えるための橋の緩やかな上り勾配は、乳酸が溜まった脚筋群に猛烈な負荷をかけます。
さらに、東京湾からのビル風が吹き抜けるポイントでもあり、向かい風を受けると体感的な負荷は跳ね上がります。テレビ中継では平坦に見える路面も、現地に立つとしっかりとした傾斜を感じられるはずです。過去にもこの新八ツ山橋のアップダウンをきっかけにスパートを仕掛け、追走するライバルを突き放してシード権や総合優勝を手繰り寄せたランナーが何人も存在します。