エアコンから水が垂れる決定打!今すぐできる応急処置と修理費用相場
エアコンから水が垂れる決定打!今すぐできる応急処置と修理費用相場の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
SNSやネット掲示板の相談スレッドで最も報告件数が多いのが、「屋外のドレンホースから水が1滴も出てこない」という状態です。正常運転時であれば、室外機周辺のホース先端からポタポタと水が排出されているはずですが、これが完全に止まっている場合は管内の閉塞を強く疑わなければなりません。
このトラブルを自力で解決するための標準ツールが、ホームセンターや通信販売で入手可能な「ドレン用サクションポンプ」です。しかし、現場取材では「使い方の手順を間違えて室内を泥水まみれにしてしまった」という失敗談が後を絶ちません。
事故を防ぎ、確実に通水させるためのサクションポンプ使い方は以下の手順に集約されます。
まず、屋外に出てドレンホースの先端を確認します。土に埋もれていたり、ビニールテープで先端が塞がれていたりしないかを点検した上で、先端に溜まった目に見える大きなゴミを割り箸などで取り除きます。
次に、サクションポンプのハンドルを完全に押し込んだ状態で、ポンプの吸込口をホースの先端にしっかりと差し込みます。隙間があると空気が漏れて吸引力が生まれません。接続部にビニールテープを巻きつけるなどして密閉度を高めるのが作業のコツです。
ここからが最大の急所です。ハンドルを「力強く手前に引く」動作のみを行ってください。引くことで管内に強力な陰圧がかかり、詰まっていたヘドロや枯葉がホースの出口側へと引っ張られてきます。
絶対にやってはならないのが、「ハンドルを引いた後、ホースに差し込んだまま押し戻す」という動作です。押し戻した瞬間に空気圧が逆流し、溜まっていた汚水とカビの塊が室内のエアコン本体から部屋中へ勢いよく噴射されます。引いた後は一度ポンプをホースから外し、外の空気を逃がしてから再びハンドルを押し込み、再度ホースに差し込んで引く――この「抜いてから押す」反復作業を2〜3回繰り返すのが現場のプロの流儀です。
管内の開通に成功すると、「ゴボゴボッ」という鈍い音とともに黒ずんだ汚水が一気に流れ出てきます。汚水を出し切った後、エアコン本体の上部からコップ1杯のきれいな水をゆっくりと注ぎ込み、屋外のホースから問題なく排出されることを確認して作業は完了となります。