大相撲の番付はどう決まる?階級一覧と給料格差・昇進基準を徹底解剖

大相撲の番付はどう決まる?階級一覧と給料格差・昇進基準を徹底解剖とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

大相撲のピラミッドは、頂点に君臨する「横綱」から最下層の「序ノ口」まで、計10段階の階級で構成されています。この中で最も巨大な断絶が存在するのが、十両(十枚目)と幕下の間です。十両以上の力士は「関取」と呼ばれ、日本相撲協会の正規職員に相当する月給制が適用されますが、幕下以下は「力士養成員」として位置づけられ、月給は支給されません。

階級定員・枠数基本月給(手当除く)主な待遇・生活環境の違い横綱制限なし(数名)約300万円専用個室、付け人複数名、移動はグリーン車・航空機ファーストクラス級大関制限なし(数名)約250万円個室、付け人、移動時の優遇措置、各種役員待遇関脇・小結(三役)原則各2名(東西)約180万円個室、付け人、本場所での役員手当等前頭(平幕)幕内定員42名枠内約140万円個室、付け人、締め込み(絹のまわし)着用、大銀杏を結える十両(十枚目)28名(東西14枚)約110万円関取待遇(個室・紋付羽織袴・給与支給・付け人1名以上)幕下以下
(幕下・三段目・序二段・序ノ口)幕下120名
他は変動(数百名)0円
(場所手当:7.5万〜16.5万円/場所)大部屋共同生活、関取の身の回りの世話・雑務、木綿のまわし、原則ちょんまげ

日本相撲協会の給与規程によると、十両に昇格した瞬間に月額110万円以上の基本給に加え、賞与(年2回)や本場所ごとの手当が支給されるため、年収ベースでは一気に1,500万円前後に跳ね上がります。一方、幕下筆頭であっても養成員の身分にとどまる場合、得られるのは2カ月に1回の手当(幕下で1場所あたり約16.5万円)のみ。生活費は基本的に相撲部屋が負担するものの、自由に使える金銭と社会的ステータスには文字通り天と地ほどの格差があります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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