円錐の体積はなぜ3分の1?公式の求め方と計算のコツを徹底解説
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進学塾の現役講師陣へのヒアリング調査によると、定期テストや模試で空間図形を落とす中学生の典型例として、「母線(ぼせん)と高さの取り違え」が挙げられます。
円錐における「母線」とは、頂点から底面の円周上の1点に引いた斜めの直線の長さを指します。一方、「高さ」とは頂点から底面の中心へ垂直に下ろした線分の長さです。問題文の図に斜めの長さ(母線)が $10\,\text{cm}$ と書かれているのを見て、それをそのまま公式の $h$ に代入してしまう誤答が非常に多く見られます。
母線 $l$、底面の半径 $r$、高さ $h$ の間には、直角三角形が形成されるため、三平方の定理(ピタゴラスの定理)が成り立ちます。
$$r^2 + h^2 = l^2 \implies h = \sqrt{l^2 - r^2}$$
母線が与えられている問題では、まず三平方の定理で「垂直な高さ $h$」を逆算してから体積公式に当てはめる必要があります。