ブラウスとシャツの違いは何?ボタンの向きや就活マナーの真相を徹底解説
ブラウスとシャツの違いは何?ボタンの向きや就活マナーの真相を徹底解説の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。
ファッション情報サイトやSNS上のまとめ記事の中には、誤った一般化や時代遅れのマナー情報が散見されます。現場取材によって判明した代表的な3つの誤解を是正します。
誤解①:「就職活動でブラウスを着るのはマナー違反である」
これは完全な誤解です。就職活動用としてスーツ量販店で販売されている商品は、商品名が「就活ブラウス」であっても構造上は形態安定加工が施されたハリのある「白のレディースシャツ」です。業界でNGとされているのは「透け感の強いシフォン素材」「大きなフリルやリボン付きの装飾ブラウス」であり、襟付きの清潔感ある白無地ブラウスであれば全く問題ありません。
誤解②:「オフィスカジュアルではシャツよりブラウスのほうが常にフォーマルである」
これも逆の認識です。服飾のヒエラルキーにおいて、台襟付きの直線的な襟付きシャツ(布帛=ふはく生地)のほうが格式が高く、ドレスコードとして上位に位置します。とろみブラウスやカットソーブラウスは、あくまで「スマートカジュアル」「オフィスカジュアル」の範疇であり、厳格な式典や謝罪対応、株主総会などの場ではかっちりしたテーラードジャケットとシャツの組み合わせが求められます。
誤解③:「形状記憶シャツならアイロンは一切不要である」
最新の形態安定(W&W性=ウォッシュ&ウェア性)技術は向上していますが、ポリエステル100%のニットシャツを除き、綿混紡のシャツは脱水時間が長いと細かなシワが残ります。洗濯時はネットに入れ、脱水時間を1分程度に短縮して「濡れ干し」を行うことで、本来のアイロンいらずの美しさが維持されます。