島根のベタ踏み坂は本当に絶壁?江島大橋の傾斜の真相と撮影法を検証

島根のベタ踏み坂は本当に絶壁?江島大橋の傾斜の真相と撮影法を検証について知っておくべき 事実を厳選して解説いたします。

実際に江島大橋を渡る際、移動手段によって得られる体験は大きく異なります。現地走行および歩行調査から見えたリアルな体感を紹介します。

【自動車での走行感】
最新のハイブリッド車やEVはもちろん、排気量660ccの軽自動車であっても、通常の踏み込み量で法定速度(時速40〜50km)を保ったまま容易に頂上へ到達します。登坂車線が必要になるほどの失速感は皆無であり、ドライバー目線では「長い橋を渡っている」という感覚が支配的です。ただし、最頂上部(水面高約45メートル)を通過する瞬間は視界が一気に開け、中海と弓ヶ浜半島を見渡す空中浮遊のようなダイナミックなパノラマビューを体感できます。

【徒歩での横断体験】
江島大橋には両側に幅の広い歩道が完全に整備されており、歩行者は無料で自由に横断できます。島根側から頂上までの距離は約700メートル。勾配6.1%は車にとっては緩やかでも、二本の足で登る人間にとっては「じわじわと息が上がる本格的なウォーキングコース」となります。片道およそ15〜20分の所要時間となりますが、頂上からの遮るもののない360度の大展望は、車窓からは味わえない格別の爽快感があります。

【自転車・ロードバイクでの挑戦】
サイクリング愛好家にとっては中海周遊ルートのハイライトとして親しまれています。ギア付きのロードバイクやクロスバイクであれば程よいヒルクライムとして楽しめますが、変速機のない一般的なシティサイクル(ママチャリ)での登坂はかなり過酷です。途中でペダルを漕ぐのを断念し、息を切らしながら手押しで登る観光客の姿も日常的に見受けられます。レンタルサイクルを利用して渡る際は、電動アシスト付き自転車を選択するのが賢明です。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest