きゅうり栽培は摘芯で激変!プロ直伝の整枝術と収穫量倍増の極意

話題沸騰中の きゅうり栽培は摘芯で激変!プロ直伝の整枝術と収穫量倍増の極意について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

農園指導員や園芸愛好家のコミュニティで寄せられる相談を精査すると、きゅうり栽培が挫折する原因の8割は「ハサミを入れる勇気が持てないこと」に起因しています。

「摘心しないとどうなる?」放置した株の末路と現場観察

園芸相談の現場で頻出する「もったいなくて切れない」という声。しかし、摘芯を行わずに放置した株は、梅雨明け以降に悲惨な状態へと陥ります。上部ばかりがつるで覆われてジャングル化し、内部に日光が届かなくなると、下部の葉から黄変が始まります。

さらに、1株に過剰な数の未熟果が一斉に着果するため、木が耐えきれずに「成り疲れ(なりづかれ)」を起こし、実が黄色くしぼむ「尻細果」や極端に曲がった「曲がり果」ばかりが目立つようになります。最終的には8月上旬を待たずに株全体が力尽き、収穫が強制終了してしまいます。

下葉かきのタイミングとうどんこ病予防のための剪定

摘芯と並行して重要なのが、古い葉を切り落とす「下葉かき(したばかき)」です。きゅうりの葉の寿命は約35〜40日と短く、役目を終えた下葉は光合成で養分を作るどころか、呼吸によって株の養分を消費するだけの器官へと変わります。

収穫が始まった節より下にある葉は、光合成能力が衰え、地面からの泥はねによってうどんこ病やべと病の感染源になります。収穫を終えた節位の下葉は、1週間に2〜3枚のペースで順次ハサミで切り落とし、常に株元から30〜40cmの空間をすっきりと開けておくことが、病気蔓延をシャットアウトする鉄則です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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