みだらな行為はどこから罪か?条例の定義と不同意わいせつの違い・判例

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日常会話において「みだら(淫ら)」という言葉は、道徳的・倫理的に節操がない状態を指す主観的な表現として使われがちです。しかし、刑事手続きや行政処分において用いられる「淫らな行為の意味」は、厳格な法解釈に基づいています。司法判断における確立された基準では、「青少年の心身の健全な成長を著しく阻害し、自己の性欲を満足させる対象として青少年を扱う一切の行為」と定義付けられています。

読者が最も疑問を抱くのは「みだらな行為は具体的にどこから該当するのか」という実行行為の境界線です。捜査実務および判例上、対象となる具体的な行為態様は以下のように区分されています。

第一に、性交(本番行為)は明白に該当します。第二に、オーラルセックス(口腔性交)やアナル性交、性器同士の直接的な接触、性器を直接手や指で触る・触らせる行為といった「性交類似行為」もすべて含まれます。一方で、洋服の上から抱きしめる、手をつなぐ、頬へのキスといった接触行為は、直ちに「みだらな行為」とは判断されにくいものの、行為の執拗さや状況によっては条例の「わいせつな行為」や軽犯罪法、刑法の不同意わいせつ罪の成否が別途問われることになります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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