原田美枝子の若い頃が息をのむ美しさ!伝説の映画と娘・石橋静河との絆
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20代後半を迎えた原田美枝子が、世界的な評価を決定づけた作品が1985年公開の黒澤明監督による超大作『乱』です。彼女が演じたのは、一族を滅ぼされた復讐のために一文字家を内側から崩壊へと導く悪女、「楓の方(かえでのかた)」でした。
能面を思わせる冷徹無比な美しさと、情念が爆発する瞬間のすさまじい気迫。特に、夫の弟である次郎(根津甚八)に刃を突きつけ、脅迫から一転して誘惑する緊迫のシーンは、映画史に残る屈指の名場面として世界中で語り草となっています。
黒澤監督の極限まで妥協を許さない演出に応えきった彼女の演技は、第9回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。海外メディアからも「息をのむほど恐ろしく、そして美しい」と最大級の賛辞を浴び、世界の映画人にその名を轟かせました。