ピーピースルーで配管が溶ける真相|熱変形と破損を防ぐ正しい使い方
話題沸騰中の ピーピースルーで配管が溶ける真相|熱変形と破損を防ぐ正しい使い方について、多角的な視点をご紹介しています。
ピーピースルーは万能の魔法の粉ではありません。化学的な反応特性上、接触させてはいけない金属や、薬剤では一切分解できない物質が存在します。
まず絶対に避けるべきなのがアルミニウム製品との接触です。強アルカリはアルミニウムと激しく反応し、腐食させると同時に可燃性の高い水素ガスを多量に発生させます。古い集合住宅の排水口受け皿や、シンクの部材にアルミが使われている場合、金属がボロボロに侵食されるだけでなく、引火爆発の危険性すら生じます。
また、以下のような非有機物の詰まりに対しては、ピーピースルーをいくら投入しても効果はありません。
- 尿石・水垢・カルシウムスケール:酸性の汚れであるため、アルカリ性洗浄剤では中和分解できず、専用の酸性洗浄剤(デオライト等)が必要です。
- 固形物(プラスチックキャップ・スポンジ・おもちゃ等):物理的な閉塞であるため、ワイヤーブラシや高圧洗浄、管の分解撤去でしか解消できません。
- 土砂・セメント・モルタルカス:DIYや泥付き野菜の洗浄で流入した無機物は化学反応しません。