車の1年点検を受けないとどうなる?罰則なしの裏に潜む保証と査定の罠
車の1年点検を受けないとどうなる?罰則なしの裏に潜む保証と査定の罠の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
1年点検に関してネット上でまことしやかに囁かれている噂について、事実関係を検証します。
誤解1:「自分で点検(DIY)して記録簿をつければ完全無料?」
道路運送車両法上、車の1年点検を自分でやる方法自体は違法ではありません。車の所有者自らがブレーキドラムを分解したり、下回りのボルトの緩み、排気ガスの状態をチェックし、車載のメンテナンスノートにチェックを入れてサインすれば法的には有効です。
ただし、2026年現在の電子制御化された車両において、ジャッキアップ設備やOBDスキャンツール(故障診断機)を持たない一般ユーザーが26項目を正しく点検・記録するのは現実的ではありません。万が一の保証請求時に「素人点検」とみなされ、メーカー保証の適用を拒否される決定打になるリスクがあります。
誤解2:「車検を半年前に受けたばかりなら、1年点検は不要?」
中古車を購入した場合など、「半年前に車検を通したばかり」というケースがあります。この場合、前回の車検(24ヶ月点検)から1年が経過するタイミングで12ヶ月点検の時期を迎えます。車検から半年しか経っていない段階で無理に受ける必要はありませんが、車検後1年が経過した時点では点検を実施するのが法令の趣旨です。