『七つの大罪』作画崩壊はなぜ起きた?3期ショックの裏事情と円盤修正
『七つの大罪』作画崩壊はなぜ起きた?3期ショックの裏事情と円盤修正の詳細について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
テレビ放送時に激しい批判を浴びた作品の多くは、パッケージメディア(Blu-ray/DVD、いわゆる「円盤」)の発売に際して作画修正が行われます。『七つの大罪 神々の逆鱗』においても、制作陣による懸命なリテイク作業が実施されました。
実際にリリースされた円盤および後発の配信リマスター版では、以下のような明確なクオリティ改善が確認されています。
- キャラクターの顔・プロポーションの描き直し:特にメリオダスやエリザベスのアップショットを中心に、原作の絵柄に近づける修正が数十カット単位で行われた。
- 不自然な白塗り規制の解除:夕方放送時に白く加工されていた流血描写が、本来の鮮烈な赤色へと戻され、作品本来のシリアスなトーンが復活。
- エフェクトと色調の補正:魔力の発光や影の付け方が調整され、画面全体のフラット感が軽減。
ただし、作画修正には限界もありました。カットそのもののレイアウトや根本的な絵コンテ、動的なアニメーションのコマ数自体を一から作り直すことは物理的に不可能であったため、「テレビ版より大幅に見やすくなったものの、第1期〜第2期のハイクオリティなアクション水準には及ばない」というのがファンの冷静な評価となっています。